なれる!SE―2週間でわかる?SE入門

あらすじ

就職活動でなかなか内定が取れない主人公という大学生という設定から話が始まる。主人公は内定が取れないということに焦っていたため、あるブラック企業の採用担当の巧みな話術に引っ掛かりブラック企業のSEとして採用されることに。
その主人公が先輩のネットワークエンジニアである女性(表紙の人物・ツンデレ系・かなり優秀)に付きながら実際の激務の業務に触れて、新米SEとして奮闘していく様子をコミカルに描いた小説。

感想

とても面白くて、やるべきタスクを忘れてぶっ通しで読んでしまった。
作者自身SEをしていたという経験から、SE業界がどんなものであるのかリアルに伝わってきた。技術的な話も所々に出てきて、分からないところも多かったけど面白く読みやすかった。

読んでて、こないだ見た ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない と似たようなイメージを受けた。本当に実際のSEの人たちはこんな劣悪な環境で働いているのかと、正直疑問に思ったw

また、いくら机の上でたくさん勉強して得た経験値よりも、実際の実務で得る経験値は遥かに効率的なんだなと改めて思った。
春に社会人になる同世代の人達よりも努力しないと、この院に進学している2年間でだいぶ差がつけられてしまうので頑張ろうと思った。

続きの2巻と3巻も買ってあるので、早く読みたい。